Spendor SP3/1P (真空管アンプ編)
やっぱりBBC系スピーカーというのは、古いタイプの音だから真空管と合わせるべきだ。(SP3/1はBC1の孫世代)
ディスクリートやデジアンを使って聞いても平均点しか取れなかったが、真空管アンプにすると5割の曲で立ち上がりが良くなり、なおかつ柔らかくもなり、結果的に聞きやすくなる。クラシックやボーカルだけでなく、ロックでもかなりの割合で良くなった。
ただ春の夜の小音量リスニングのつもりが、どうしてもボリュームが上がってしまい家人に「うるさい」と怒られたり、ここ二、三日は暑くて熱くて仕方がない。とくにプッシュプルは馬力を入れるのに良いが、季節柄もう無理。
春の夜
うちわとビールで
真空管
これから先は梅雨冷えがあると言う噂だが、トランス式アッテネーター+シングルアンプでどこまで続けられるか。メインを張らせるより、SP3/1からS3/5サイズにスケールダウンしてセカンドスピーカーにするのも手だ。密閉式でも低音の豊かな Spendor なら聴けそうな気がする。
Pre amplifier: EAR 834L
Power amplifier: Soften Model7-KT88(Gold Lion)