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プログラミング

Chord DAC "Qutest"

Chord Qutest がようやく手に入りました。あちこち探していましたが、灯台もと暗しで近くに在庫がありました。
Qute HD からの代替わりです。Dave は流石に手が届きません。先述のSoundgenic HDD 3TB に繋いでいます。電源はひとまず iPower を使用します。昨日半日エイジングして、朝から鳴らしています。SPはひとまずフルレンジのSoulnote SS1.0です。後で2wayも試します。

 

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出来は、2世代変わっただけでここまで変化するかと思うものでした。
定番リファレンスのドナルド・フェイゲン96kHz/24Bit「Night Fly」を掛けると、サウンドはたしかに柔らかくウォームなブリティッシュサウンドを現代化したものです。デジタルフィルターによってナチュラル、ナチュラル・ロー強め、ウォーム、ウォーム・ロー強めを切り替えられます。駄耳にも違いはハッキリ分かりますが、正直どうでもいいw。

ただ、はっとさせられたのは江利チエミ「新妻に捧げる歌」(1963)、松島詩子マロニエの木陰」(おそらく戦後バージョン、ともにCD音源WAV)です。前者だとこんな録音だったかと思うぐらい、タップリ低音が出てくる。後者はモノラル音源ですが、ボーカル、インスト、ノイズをしっかり分離してくれる。

あわよくば、デジタルフィルターをウェットなブリティッシュサウンド、クールな北欧ゲルマンサウンド、ドライなウェストコースト・サウンドに分けて欲しかった。無理でしょうがね。
CD限定ですが、Soulnote のdc-1の出番はまだまだ続きそうです。ハード・ロックはこっちの方が良い。