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プログラミング

Eclipse TD510Mk2 との別れ

一年間家族に隠れて付き合っていた Eclipse TD510Mk2 とも結局別れました。
TD508 からの乗換組でしたが、思ったよりサイズが大きかったというのが破綻の原因です。が、それ以外にも理由はあります。

 

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TD510Mk2

 

TD508 の田舎娘的色気が気に入っていたのかも知れません。TD510 は口径がでかいからと言って、スピードは決して遅くなく、スッキリした音を出したのですが、これと言った特徴が無かったし、そういうスッキリモニター系の音と割り切るなら、Soulnote の方が良い。また Time Domain の特徴である点音源と音場感はわが居室のニアフィールド環境ではあまり生かされません。

それで TD508Mk3 に戻ったかと言うと然にあらず。LS3/5 系の Spendor S3/5R2 を買ってしまいました。新機種の Spendor Classic 3/5 の方が良かったのですが、中古で半値というのに飛び付きました。TD510 と比べると、安っぽく何も入ってないんじゃないかと言うぐらい小さくて驚きます。(サイズ16×30×19)

 

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Spendor S3/5R2

 

真空管(KT88,300B)でならすと、Harbeth の高音やProAcの低音と違った英国的な(?)美音を聞かせてくれます。重心は中域にあります。ボーカル向きですが、小編成クラシックも掛けられるし、ジャズもOKの優等生。気取らずに掛けるのに良さそうです。しかし伝統的 LS3/5 で掛けたくなるブリティッシュロックをこれで聞かないでしょうね。

LS3/5 系のモニターを発展させてこの音をだしたのが面白いと思いました。 我が家の密閉女王である Dali の限定モデル Mentor Menuet SE30 (サイズ15×25×23)と聞き比べるのが楽しみです。

 

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Dali Mentor Menuet SA30

 

本音を言うとLS3/5系のなかで Harbeth P3ESR 40th Anniversary の音を動画で聞いて以来、無印と全くちがう豊かな低音に興味がムクムクと湧いているのです。英国では ProAc ST100 よりもはるかに格上です。でも限定販売で定価が倍だし、日本では並行輸入するしかないので、諦めざるを得ません。取引先の中華商社に話をすれば、きっと動いてくれると思うんだけど、借りを作りたくないぃぃぃ・・・

 

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